《独占ライブレポ》ITZY、MONSTA X、STRAY KIDS、華やかなステージで世界中のファンを熱狂!世界同時オンライン生中継コンサート「2020 SUPER ON:TACT」開幕!

4週連続で開催される世界同時オンライン生中継コンサート「2020 SUPER ON:TACT(スーパーオンタクト)」が9月27日(日)午後8時に幕を開けた。同日、初公演で第一走者を務めるITZY、MONSTA X、STRAY KIDSが華やかなステージを披露し、世界中のファンを熱狂させた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により公演会場に直接足を運び参加することができない世界中のK-POPファンのためにオンタクト(On-tact)方式で開催された「2020 SUPER ON:TACT」初公演の模様をお届けする。


オープニング。

MONSTA XのヒョンウォンがDJ H.ONEとして登場、ジュホンと共に「1(ONE)」と「BAM!BAM!BAM」のステージを披露し「2020 SUPER ON:TACT」DAY1のオープニングステージを華やかに飾った。DJ H.ONEのDJプレイとジュホンのラップが調和したカリスマ溢れるステージに、オンライン画面上のファンたちも熱い声援を送ると共に、楽屋で待機中のMONSTA X、ITZY、STRAY KIDSのメンバーも音楽に合わせてノリノリに。


ヒョンウォンとジュホンのステージに続き、白を基調とした衣装に身を包んだITZYが1組目に登場。


8月17日にリリースしたニューアルバム『Not Shy』のタイトル曲「Not Shy」、続いて「ICY」の華やかなステージを披露し、ファンから大歓声が上がった。


「Not Shy」では同曲のMV(ミュージックビデオ)を彷彿とさせるビンテージな雰囲気漂う荒野のガソリンスタンドを背景に、ITZY特有のガーリッシュな魅力を発散しファンを魅了。

「こんにちは、ITZYです!」

「皆さん、見えますか?こちらからよく見えますよ!」

「「2020 SUPER ON:TACT」の最初の走者を任され、ドキドキしています」


ファンが共に参加するスーパーインタラクティブコーナーでは、オンライン画面に登場したファンからの質問にITZYのメンバーらが笑顔で回答し、ファンとの賑やかで楽しいひとときを過ごした。

「一発で目が覚めるバージョンと、ずっと寝ていたくなるバージョン」のモーニングコールのメッセージが欲しいというファンのお願いに、メンバーらは「起きろ、起きろ~!」「起きて!朝だよ!」という強烈なメッセージと共に、優しくて愛嬌たっぷりのメッセージをそれぞれ披露し、ファンに声のプレゼントを贈った。

「ITZYからもお願いがあります。お返しにペンライトを思い切り振ってください!」ファンたちは満面の笑顔で手に握りしめたペンライトを大きく振り、ITZYの愛に応えた。


「自信を失くした時に克服するノウハウ」についての質問には「メンバーや家族、MIDZY(ITZYのファンの呼称)、周りのすべての人たちから力をもらいます。そうすると自信が生まれるんです」「私は時間に任せます」など、メンバーそれぞれが回答し、注目を集めた。


「ダンスチャレンジ」コーナーではランダムで流れるK-POPの人気曲のダンスにメンバー全員で挑戦!優勝者には曲のエンディングを飾る権利が贈られる。TWICE の「TT」を始めとするダンス曲でメンバーたちは真剣勝負を繰り広げ、キュートでキレのあるダンスにファンは感嘆の声を上げながら応援した。判定が難しい時には仲良くジャンケンで勝敗を決定。接戦の末、リュジンが勝利しエンディング妖精の座を射止めた。


ITZYは世界中のファンが見守る中、ファンが大好きな曲だという「Be in love」、ヒット曲「WANNABE」「DALLA DALLA」の爽やかな魅力溢れるステージを披露し、ステージを締めくくった。



続いてMONSTA XのI.MとミニョクがMCとして爽やかに登場!

「次はStray Kidsのステージです」


黒を基調とした衣装に身を包んだStray Kidsが2組目に登場。9月14日にリリースしたリパッケージアルバム『IN生』のタイトル曲「Back Door」のカリスマ溢れるステージを披露し、世界中のファンを熱狂させた。


「Back Door」では秘密基地を彷彿とさせる映像を背景に、Stray Kidsはパワフルで特有のウィットに富んだパフォーマンスを繰り広げ、ファンの心を奪った。

「こんにちは、Stray Kidsです!」

オンライン画面上に溢れるファンの顔をまぶしそうに見つめるメンバーたち。


スーパーインタラクティブコーナーでは「つらい時に聴くと元気が出る曲は?」というファンからの質問にメンバーはIU、楽童ミュージシャン、godなどの楽曲と共にStray Kidsの「Ex」の名をそれぞれ挙げると共に、ワンフレーズずつ歌声を披露し、ファンを喜ばせた。


スーパーチャレンジミッション「BOTTLE FLIP」コーナーではStray Kidsは水が少し入ったペットボトルを投げ、立たせるというミッションに挑戦。成功した回数だけファンの願いを叶えることができる。

メンバーらは円陣を組んで掛け声を上げ、ミッションスタート。最初の挑戦者チャンビンからI.Nまで連続失敗し、このままではファンの願いを1つも叶えられないと焦るメンバーたち。残るハンとリノの番。倒れたペットボトルを連携プレイで素早く立たせたり多少強引に2回成功し、ミッションをクリア。ファンと喜びを分かち合った。


「右側にいるメンバーを褒めてください」というファンからのお願いにはメンバーらは照れくさそうにしながらもお互いの長所を伝え合い、彼らを見つめるファンからも笑顔がこぼれた。

チャンビン「スンミンは年下だけど、本当に頼りがいのある、大人っぽい、カッコいい弟分です」

バンチャン「フィリックスは褒める所がたくさんあります。最近ゲームをたくさんしていますが、ゲームの実力が上がりました(笑)。韓国語も歌も、いろいろな実力が上がったと思います」

ハン「リノ兄さんはいつも一見するとツンデレで、何か頼むと「嫌だ、嫌だ!自分でやれよ」と言うけれど、何だかんだ言っても率先してやってくれる、そんな兄さんです。そんなところに僕はときめきます」


「コロナ禍の中、家で過ごしているファンに応援のメッセージをください」というお願いに、メンバーらは「大変な時期だけど、僕らがいつも応援しているよ」「会える日が来ると信じてる。一緒に頑張ろう」など、心温まる応援のメッセージを送った。


Stray Kidsはさらに「Easy」「Double Knot」「神Menu」「MIROH」などのヒット曲を披露し、ファンの大歓声の中、ステージを締めくくった。アーティストとしていっそう成長した彼らの姿が印象的な公演であった。


ITZYのイェジとリアがMCとしてにこやかに登場!

「次はMONSTA Xのステージです」


デニムを基調としたカジュアルな衣装に身を包み、いっそう精悍な姿となったMONSTA Xが3組目に登場。5月にリリースしたニューミニアルバム『FANTASIA X』のタイトル曲「FANTASIA」のパワフルでエネルギッシュなステージを披露。ダイナミックなシンスサウンドがタイトなリズムと調和した強烈な雰囲気を醸し出し、見る者の視線を引き付けた。爆弾が次々と降り注ぎ、炎に包まれるというあたかも地球が滅亡するかのような映像を背景にMONSTA Xが同曲を披露するという、斬新なステージ演出にも思わず感嘆!

「こんにちは、MONSTA Xです!」

「元気にしていましたか?」

「せーのっ!」の掛け声を合図にファンたちとハイタッチし、満面の笑みを浮かべるメンバーたち。


ファンとオンラインを通じて直接交流するスーパーインタラクティブコーナーで、MONSTA Xは日本やアメリカなどの海外のファンに日本語や英語で話しかけ積極的にコミュニケーションをとった。オンライン画面に映し出されるファンたちの顔を眺めるメンバーらの優しく温かい眼差しが印象的だ。


「5分で何をする?」という質問にメンバーらは「瞑想」「何もしないのがおススメ」「寝る」などと回答。MONSTA Xの自作曲がすごく好きだというファンからの「どんな時にインスピレーションを感じるか?」という質問にジュホンは「映画から受ける」、I.Mは「僕は天気。寒いから自然にね」などと回答し、注目を集めた。


ファンも参加する「〇×クイズ」コーナーで、MONSTA Xはメンバーのミニョクを中心に「画面に〇×がよく見えるようにしてください」「間違えた人は脱落ですよ!」とファンに優しく声を掛けながらクイズを進行。


手押し相撲の勝者を当てるクイズではI.Mとヒョンウォンが真剣勝負を繰り広げると共に、キヒョンがウインクの連続10回ができるかに挑戦するなど、各設問にメンバー自ら参加しながら、ファンとのひとときを楽しんだ。


MONSTA Xはさらに2月にアメリカでリリースした1stフルアルバム『All About Luv』のタイトル曲「YOU CAN'T HOLD MY HEART」を感性豊かに歌い上げると共に「Monsta Truck」「DRAMARAMA」「Follow」などのヒット曲を次々と披露し、世界中のファンの心を奪った。MONSTA Xの圧倒的な存在感と輝きを改めて感じる公演となった。


* * * * * * * 


「もしファンの歓声を聞くことができなくなったら?」

公演がスタートする前、出演アーティストたちに 投げかけられた質問だ。

インタラクティブ技術(人のアクションとコンピューターのアクションを結ぶinter-activeな関係を支える技術)が積極的に活用された同公演で、あたかもそのステージを目の前で見ているかのような臨場感と迫力を味わうことができた。


世界中のファンとアーティストの心がリアルタイムで繋がった。アーティストは自身の最高のパフォーマンスを披露し、ファンは歓呼の声を上げ、お互いを応援し合い、お互いを癒し合った。

音楽というものが持つ無限の力と、お互いに必要不可欠な存在であるアーティストとファンの絆を改めて強く感じる、感動的なひとときであった。


9月27日(日)、初日の公演を成功裏に終えた「2020 SUPER ON:TACT」。10月18日までの4週間、毎週日曜日の午後8時に世界中に生中継される。


次回、10月4日(日)の公演にはSEVENTEEN、IZ*ONE、TOMORROW X TOGETHERが出演。10月11日(日)にはAB6IX、ATEEZ、MAMAMOOが出演し、10月18日(日)にはTHE BOYZ、(G)I-DLE、CRAVITY、TREASUREが出演する予定だ。


(text:Akane Tanaka)


2020 SUPER ON:TACT

■10月11日(日)20:00

出演:AB6IX, ATEEZ, MAMAMOO

販売:9月18日(金)10:00~10月5日(月)23:59 購入ページ▼


10月11日(日)出演アーティストからのメッセージ動画を公開!

AB6IX

ATEEZ

MAMAMOO


■10月18日(日)20:00

出演:TREASURE, CRAVITY, (G)I-DLE, THE BOYZ

販売:9月18日(金)10:00~10月12日(月)23:59 購入ページ▼

KpopStarz日本語版 Smashing!

Webマガジン「Smashing!(スマッシング)」は、旧《KpopStarz日本語版》公式サイトです。 オリジナル企画・独占取材、カフェやコスメなど幅広くKpopカルチャー周辺のトレンドをフォーカス!