《独占レポート》 オンラインコンサートなのに屋外フェスのような気分満喫！キュヒョン（SUPER JUNIOR）、楽童ミュージシャンらが出演した「HIKE on PARK MUSIC FESTIVAL」

オンラインコンサートに出演する側、観る側が慣れてきた昨今、5月14日、15日に開催された「HIKE on PARK MUSIC FESTIVAL」は、まるで木々に囲まれた野外フェスティバル会場を訪れたような、今まで観たことのない新鮮なインパクトを残した。

アコースティックなバンド演奏にアーティストの持つ歌声そのものの魅力がダイレクトに伝わる素敵なヒーリングタイム。そこには派手な映像やライティングは必要ない。森の中のキャンプ場の広場に集まって、月明かりの中、音楽を楽しむというシンプルだけど濃厚な、スペシャルな夜だった。

2日間開催された「HIKE on PARK MUSIC FESTIVAL」には、楽童ミュージシャン、キュヒョン（SUPER JUNIOR）、クォン・ジナ、チョン・セウン、10㎝、ジャン・ボムジュン、チョン・スンファン、チョン・ジュンイルの8組のアーティストが参加した。

今回KpopStarzは、１日目（5月14日）のレポートをお届けします。

★5月14日 タイムテーブル

19:30～20:10 クォン・ジナ

20:20～21:00 チョン・セウン

21:10～21:50 キュヒョン

22:00～23:00 楽童ミュージシャン（AKMU）

クォン・ジナ

オーディション番組「K-POP STARシーズン3」TOP3出身のクォン・ジナのライブは、アコースティックギターから始まった。人気ドラマ「賢い医師生活」のOST「Lonely Night」は、ドラマ同様バンド仲間が集まって、彼女の部屋でホームパーティをしているようなリラックスした雰囲気。グリーンのソファ、テーブルにはマグカップ。彼女の透明な伸びのある歌声だけが響き渡る。ただ、クォン・ジナの歌う表情を見つめながら、彼女の歌声の繊細さと芯の強さに引き込まれる。

「こんにちは！クォン・ジナです。お会いできて嬉しいです。野外でライブをやって楽しんでいた頃が懐かしく、フェスティバルが恋しい方のために《HIKE on PARK MUSIC FESTIVAL》です！」

約40分のライブは、「何かが間違ってる」、「運が良かった」、「Fly Away」、「私たちの方式」など全7曲を披露し、最後は「私の愛する曲です」という紹介による「旅行家」で終了。

「ありがとう！じゃあねー！」と最後まで手を振り、いつまでもその場を去りがたい様子でした。

チョン・セウン

放射状に光が集まる真ん中にチョン・セウン登場。

「野外フェスティバルといえば僕は、青い空と緑の木々、夕方のゴールデンアワーに地面にはレジャーシートを敷いて、好きな音楽を聴く。そんなファスティバルを思い浮かべました。日常から離れて、気楽に楽しめるライブです」

1曲目に「Day & Day」を歌い終えると、彼は今回のライブについての思いを語った。

「Horizon」、「Don’t know」、「Say yes」、「DoDoDo」など8曲を、ギターを弾きながら歌ったり、バンドのメンバーを紹介しながらフリーセッションを披露して「フェスティバルの醍醐味ですね！」「久しぶりのライブでテンションあがってます！」と語り、彼自身がこのライブを心から楽しんでいる姿が印象的でした。

キュヒョン（Super Junior）

今若者の間で大人気のグランピングの場所みたいな、おしゃれでアーバンな雰囲気のキャンプ場にはキャンピングカーやテントが見える。

その中で、「外で風にあたって、おいしいものを食べながら楽しむキャンプ場のイメージ」とキュヒョン。

「僕のステージを聴きながら、ただ体を揺らす感じで楽しんでください。ヘッドバンキングも絶叫もいりません（笑）」

ドラマ「賢い医師生活」のOST「華やかじゃない告白（Confession is not Flashy）」、「DayStar」、「Moving On」など全7曲をしっとり、確かな歌声で披露し、曲間に軽妙なトークを挟みながら、最後は「光化門で」で締めくくった。

「また直接みなさんにお会いして、楽しく時間を過ごしたいです」と語りかけるキュヒョンは、「光化門で」を歌い終えると、「ありがとうございます」と手を大きく振っていた。

楽童ミュージシャン

この日のトリは兄弟デュオ・楽童ミュージシャンが務めた。1時間のライブは全11曲のワンマンコンサートようなボリューム感。「ALINE」からスタートしたライブは、「DINOSAUR」、「FREEDOM」、「HAPPENING」。「Moon」、「LAST GOODBYE」など、バラードからアップテンポの曲まで幅広いラインナップで魅了。

ふたりの絶妙なハーモニーが夜のキャンプ場に響き渡り、ひたすら音楽を繰り出す。

「楽しんでますか？僕たちこうして音楽やっていきます」

夜空に花火が上がって、ライブは「Let’s take time」で幕を閉じた。

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最後に、今回のフェスティバルで特筆すべきことの１つは、オンラインコンサートに参加する前の段階から楽しめた、ということ。「HIKE on PARK MUSIC FESTIVAL」の特設サイトは、韓国の人気イラストレーターによるビビッドでおしゃれなビジュアルが、自宅のリビングや自分の部屋からコンサートに参加するワクワク感をさらに高めました。

「HIKE on PARK MUSIC FESTIVAL」は、「演奏＋声」というアーティスト本来のシンプルな表現、音楽の魅力そのものに立ち返ることで、新しい形の音楽の楽しみ方を再認識させてくれる意味深いオンラインコンサートでした。

（Text:Kiyori Matsumoto）

「HIKE on PARK MUSIC FESTIVAL」

【DAY1】 2021年 5月 14日(金) 19:30～開演

【DAY2】 2021年 5月 15日(土) 19:30～開演 ※公演時間は約210分（予定）

出演者：

5月14日（金）出演：楽童ミュージシャン、キュヒョン（SUPER JUNIOR）、クォン・ジナ、チョン・セウン5月15日（土）出演：10㎝、ジャン·ボムジュン、チョン·スンファン、チョン・ジュンイル

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