《まとめ》楽曲をクリエイトするKpopアイドル!CNBLUE、SEVENTEEN、Stray Kids、PENTAGON、2PMなど輝く才能!

コロナ禍が続く中でも勢いが衰えないKpop。元々、インターネットを通じて全世界へ魅力を発信していた彼らにとって、この時期も巻き返しは素早かった。日々、新たな境地を求めて活動を続けている。


最近では、Kpopアイドルの中でも、自らが作詞作曲を行いヒットさせるメンバーを擁したグループが増えている。そして、その中でもタイトル曲を生み出すことができる者は、限られた存在だ。今回、楽曲をクリエイトするKpopアイドルにあらためて注目してみた。



CNBLUE ジョン・ヨンファ

CNBLUEは、ロックバンドだ。Kpopと言えばダンスグループという一般的なイメージの中では、特異な存在とも言える。そして、クリエイティブなアイドル達の中でも先駆者と言ってもいいだろう立場にいるひとりが、CNBLUE ジョン・ヨンファだ。

(写真:CNBLUEカン・ミンヒョクインスタグラムより)



2009年、バンド文化の根付く日本での路上ライブやライブハウスなどの武者修行でのインディーズデビューを経て、韓国でのメジャーデビューは、翌2010年1月だ。その後、日本でのメジャーデビュー、日本でのデビューシングル曲「In my head」に携わり、2012年2月セカンドシングル「Where you are」で作詞・作曲を担当する。


ヨンファ作詞作曲による韓国での初タイトル曲は、2013年1月発表の『Re:Blue』に収録された「I’m sorry 」 明るい曲調に、切ない歌詞という所属事務所(FNCエンターテイメント)のカラーを載せた、 ノリノリでガンガンのモダンロック。アイドルバンドとして世に出たCNBLUEは、この曲でロックファンの注目も集め、アルバムは、ビルボードワールドアルバムチャートで1位を獲得した。


ヨンファは、実に多才でその後続く自作曲は様々なポップスからロック、バラードと幅広く多種多様な世界を作る。ダンスグループでは無い分、楽曲が大きなチカラを持つことは、言わずもがなだ。彼がリーダーを務めるCNBLUEは、即興での演奏、アレンジが自由自在というバンドならではの魅力を持つのが強味だ。ヨンファがメンバーを引っ張り、観客を巻き込んでいくスタイルでのライブは、彼の才能の賜物だろう。


(写真:ジョン・ ヨンファのインスタグラムより)


メンバー全員が軍服務を終え、メンバー編成も3名となった。デビューから10年を越えた彼らの第2章ともいえる活動は始まったばかりだ。




SEVENTEEN ウジ

SEVENTEENは、2016年デビューの13人組のダンスグループだ。楽曲からダンスまで、全てをメンバーで作り上げる「セルフプロデュース」するグループとして知られている。

(写真:SEVENTEEN 公式インスタグラムより)



楽曲のほとんどを手がけているのは、ボーカルチームのリーダーのウジ。デビュー曲「Adore U」も彼の手によるもので、中毒性のあるノリのいいメロディで、彼の音楽センスを一気に世に知らしめることになった。ウジは、ソロアーティストBUMZU(ボムジュ)と共同作業で楽曲を作り上げている。また、ラップ部分はグループ内のヒップホップチームが作り、彼の楽曲と共にプロデュース、レコーディングディレクターまで務めているという。

(写真:SEVENTEEN 公式インスタグラムより)



2017年に発売された4thミニアルバム『Al1』のタイトル曲「Don't Wanna Cry」のミュージックビデオは再生回数2億回を突破している。

 

楽曲発売時にこの制作過程を動画で公開するのも、SEVENTEENならでは。ウジが厳しい態度で臨むレコーディングには、ファン心を刺激する熱いものが感じられる。


SEVENTEENは今年6月18日に8thミニアルバム『Your Choice』を発売したばかり、タイトル曲「Ready to love」は韓国内音楽番組で1位を獲得している。




Stray Kids  3RACH(バンチャン、チャンビン、ハン)

2017年の韓国のサバイバルリアリティ番組で選抜され、2018年3月デビュー、通称「スキズ」、メンバーがほとんどの曲をプロデュースするセルフプロデュース型アイドルだ。ヒップホップグループながら、爽やかなバラード曲までこなす。

(写真:Stray Kids 公式インスタグラムより)



楽曲を作詞作曲するのは、3RACH(スリラチャ)と呼ばれるバンチャン、チャンビン、ハンの3人が手がけることが多い。彼らはデビュー前からラッパーとして活躍、今はグループのプロデューサーチームだ。

(写真:Stray Kids 公式インスタグラムより)



彼らは、KPOP界に衝撃が走ったとも言われる楽曲を持つ。音楽を作り出す自分達を料理人に例えてみたというコンセプトで、「神メニュー」というタイトルからしてびっくりだが、MVは再生回数2億回を突破している大ヒット曲だ。


今年、Mnetで放送されたKpop界のキングを決める番組『Kingdom:Legendary War』で、優勝を手にしたStray Kids。次のカムバックが待ち遠しい。




PENTAGON フイ

2016年10月デビューの韓国・日本・中国人による多国籍グループ。

(写真:PENTAGON 公式インスタグラムより)



PENTAGONを一気に有名にした曲といえば、フイの作詞作曲による「Shine 」。Kpopアイドルのクールな曲とは違い、ポップで楽しい曲調は耳に残る中毒性をも併せ持って、大ヒットした。



また、フイは、『PRODUCE 101 シーズン2』でコンセプト評価曲「NEVER」を手掛けたメンバーにいたことで作曲家として知られるようになり、さらにWana Oneのデビュー曲「Energetic」を手掛け、その名前をまた広く知らしめた。

(写真:PENTAGON 公式インスタグラムより)


最近、彼らはPENTAGON JAPAN 4th Mini Album『DO or NOT』をリリース、今年2月に入隊したフイのソロ曲「Boy in time」のJapanese ver.も収録されている。



2PM Jun. K

2PMは、メンバー全員が除隊を果たし、再活動に入ったグループだ。

デビューは2008年9月、いわゆるアイドルのイメージとは異なる荒々しい男性的な魅力を持つということから、「猛獣アイドル、野獣アイドル」の異名を持つ。実際、彼らは鍛え上げた肉体美を誇るアイドルだったのだ。

(写真:M Count Down公式ツイッターより)



昨年6月頃、メンバーが入隊中のため活動を休止していたのにも関わらず、突然2PMのステージ映像が注目を集め、音楽チャートの逆走現象が起き、大きな話題となったことがあった。その楽曲「My House」の作詞作曲を手がけたのが、リードボーカルでもあるJun. Kだ。

(写真:Jun. K 公式インスタグラムより)


2015年6月にリリースされたフルアルバム『No.5』のタイトル曲「My House」

MVの中で、「僕の家に行こう」とスーツ姿でスマートに女性を誘う姿・・・、「野獣アイドル」達がスーツの下に隠し持つ情熱に、女性たちはハートをグッと掴まれる。彼だからこそ知るメンバーの魅力を表した楽曲だと言えるだろう。


2PMは、2017年から順に入隊したメンバーの兵役終了を待って、今年6月28日にニューアルバム『MUST』で約5年ぶりのカムバックを果たした。ニューアルバムは、配信されるやいなや世界各国でiTunesアルバムランキング1位を獲得した。


タイトル曲の「Make it」はメンバーのウヨンが作詞作曲に参加。ますます広がりを見せる2PMから目が離せない。


(text:Yayoi Iwai)

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