2019年注目の俳優～除隊後も期待！

毎日のように人気俳優やKPOPアイドルの入隊のニュースが届く一方、約2年の兵役を終えて復帰するスターも。今回は、2019年に活躍が期待される今年除隊した俳優をピックアップ。 

　　　　　（写真：イム・シワンのインスタグラムより） 

 イム・シワン

3月27日除隊。2017年7月に入隊。新兵教育の補佐役を務める助教として服務した。また、一部の優秀な兵士として認定される特級戦士に認定され、顕忠日（ヒョンチュンイル：大韓民国の殉国者と戦没将兵を追悼する記念日）追悼式では国歌を斉唱した。

2010年にアイドルグループZE:Aのメンバーとしてデビュー、2013年に出演したドラマ「太陽を抱く月」のヒロインの兄（青年時代）役が話題となり、俳優としても注目される。2013年の映画「弁護人」、tvNドラマ「未生～ミセン」での演技が評価されて、次世代を担う俳優の一人に。 イム・シワンに備わっている柔らかで誠実なイメージだけでなく、「名もなき野良犬の輪舞」で見せたようなハードな演技も魅力。

除隊後はウェブドラマ「他人は地獄だ」への出演を早々に確定し、撮影に入っている。「他人は地獄だ」は考試院（コシウォン、受験生が住むことを想定した一部屋が約2畳前後の住宅施設）生活を始めた青年が、思いがけず他人が作った“地獄”に出くわすスリラードラマ。現在Mnetで放送されている「PRODUCE X 101」で国民プロデューサー代表を務めていることで話題のイ・ドンウクと共演する。 

（写真：イ・ミンホ公式Facebookより）

イ・ミンホ

2017年5月から社会服務要員として服務していたイ・ミンホは4月25日に召集解除となった。

2009年の「花より男子」で頭角を現したイ・ミンホはその後も作品を重ね、韓流を代表するスターに。2013年には俳優としては異例のコンサート形式のグローバルファンミーティングツアー「My Everything」が日本、中国、東南アジアの各国で開催されたことも。また多くの広告モデルを務めてきた、韓国ドラマ界を代表する俳優のひとり。

除隊後の初作品は「ザ・キング：永遠の君主」に確定。「相続者たち」のキム・ウンスク脚本家の次期作で、「トッケビ」で注目を集めたキム・ゴウンと共演する。 「ザ・キング」はパラレルワールドを題材としたファンタジーロマンスで2020年上半期に放送予定である。 

　　　　　（写真：チ・チャンウクのインスタグラムより）

チ・チャンウク

4月27日に除隊したチ・チャンウクは、兵役中に陸軍制作のミュージカル「新興武官学校」に出演、軍服務中ながら、ステージに立ちファンに会う機会があった。

ドラマでは時代劇、ラブロマンスと幅広いジャンルに出演、ミュージカルのステージにも多く出演し、幅広い活躍を見せているチ・チャンウク。中国では歌手としてアルバムをリリースしてコンサートを開催したことも。また韓国でも公開された日本のアニメ「君の名は。」では主人公の立花瀧の声優を務めている。

除隊後は早速ファンミーティングを開催したり、バラエティ番組に出演するなど、積極的に活動しているチ・チャンウクの復帰ドラマはtvNの「私を温めて」に。24時間の冷凍人間プロジェクトに参加した男女が、ミステリアスな陰謀によって20年後に目を覚まし、生存するためには平均体温31.5度を維持すべきという副作用と、胸が熱くなるトキメキの間で綱渡りをするファンタジーラブコメ。入隊前最後の作品「怪しいパートナー」に続きラブコメディーに出演することになった。2019年下半期放送予定である。 

　　　　　　(写真：51K公式より)

テギョン（2PM）

アメリカ永住権所持者であるテギョンは2010年、現役入隊するためアメリカ永住権放棄の確認書を提出。さらに椎間板ヘルニアで代替服務判定を受けたが、手術と治療を経て現役服務判定を受け、2017年9月4日に現役入隊し、新兵教育隊で助教として服務、5月16日に除隊した。

2PMのメンバーとして活動しながら、。2010年に「シンデレラのお姉さん」に出演して以降、俳優としてのキャリアも確実に積んできた。入隊中にJYPからソ・ジソプらの所属する51Kへ移籍、今後は俳優としての活動に重心を置くものと思われる。また5月17日には日本オフィシャルファンクラブも開設した。

除隊後の演技活動については、今のところ未定だが、今後の活躍が期待される俳優の一人である。 

(写真：キーイースト公式より)

キム・スヒョン

2019年に除隊する俳優としてはイ・ミンホと並んで注目されているキム・スヒョン。7月1日に除隊する予定だ。

2011年の「ドリームハイ」の主演をきっかけに一躍スターダムに上ったキム・スヒョン。2012年の「太陽を抱く月」は、40%台の視聴率をたたき出し、自らが歌ったOSTも音源サイトで上位にランクインするなどのブームを巻き起こし、韓流を代表する俳優に。

また趣味のボーリングが高じて、2016年にはプロテストを受験して話題に。残念ながら不合格となったが、当時一緒に挑戦したFTISLANDのイ・ホンギは2018年に特別会員ながらプロ資格を得たことから、除隊後、キム・スヒョンの再挑戦を期待する声も。

今のところ除隊後の予定は明かされていないが、すでに広告モデルの契約を済ませているといい、除隊後すぐに活動を再開するとみられる。