《レポート》1THE9、デビュー後初の来日公演「1THE9 1st Japan Concert ‘Wonderland of 1THE9'」東京公演開催！

MBCのオーディション番組「UNDER19」からデビュー、4月13日にデビューアルバム『XIX』をリリースし各種音楽番組で精力的に活動を繰り広げている韓国の9人組ボーイズグループ1THE9。彼らのデビュー後初の来日公演「1THE9 1st Japan Concert ‘Wonderland of 1THE9'」が6月15日に東京の豊洲PIT、17日に大阪のなんばHatchで開催！東京公演の夜の部の模様をお届けする。

オープニング。白を基調とした衣装に淡い色のジャケットを合わせた1THE9のメンバーらが登場し、デビューアルバム『XIX』の収録曲「The story」「Domino」のカリスマ溢れるステージを披露すると初来日公演を待ち望んでいたファンらから大歓声が沸き起こる。

1THE9のメンバーらスンファン、ヨンハ、イェチャン、ジンソン、ドヨム、テウ、テッキョン、ソンウォン、ジュンソが一人ずつ自己紹介。会場のファンから教えてもらった日本の流行語「あげみざわ」もキュートに披露し、会場は笑顔に包まれた。 

続くステージでは、黒と白を基調としたシックな衣装にチェンジしたイェチャン、テウ、ヨンハ、スンファン、ジンソンが番組「UNDER19」でパフォーマンス対決を繰り広げた「MIROTIC」を披露。ジンソンとテウによるダンスブレイクに続き、黒の衣装に身を包んだジュンソ、ドヨム、ヨンハ、テッキョン、スンファンが扇子のパフォーマンスがひときわ目を引く「桃源郷」の幻想的なステージを披露し、会場の雰囲気は一気にヒートアップ。ジンソンとソンウォンによるラップステージに続き、イェチャン、ドヨム、ジュンソ、テウ、ソンウォンが「FAKE LOVE」のパワフルで情熱的なステージを披露し、ファンを魅了した。

「MIROTIC」「桃源郷」「FAKE LOVE」など、番組内で披露した時とは違う新しいユニットでステージを繰り広げた1THE9。「曲を担当していたメンバーが新しく参加したメンバーに教えたのでうまくいったかと思います」。初めてのコンサートの準備が大変だったのではとの質問に「ファンの皆さんのことを考えながら練習したので疲れることがなく、夜通し頑張りました」とし、今回のコンサートへの意気込みを語る。 

続いて淡い色の衣装にチェンジしたイェチャン、テウ、ジンソン、スンファンがCrushの「Don’t Forget」を甘い歌声で披露。ジュンソ、ドヨム、スンファンによるダンスブレイクタイムの後、イェチャンが一番好きだという映画「シング・ストリート 未来へのうた」のOST「to find you」を美しい歌声で披露。さらにカジュアルな衣装で登場したジンソン、ソンウォン、テッキョン、ヨンハがステージを駆け回りながら「Friday Night」の軽快なステージを披露し、会場を盛り上げた。

番組「UNDER19」から1THE9が誕生する過程を描いたVCRが流れた後、白のシックなスーツに身を包んだ1THE9のメンバーらが登場し、同番組で対決を繰り広げた思い出の曲「Like A Magic」「Shoot a Star」を2曲続けて披露すると、会場の盛り上がりは最高潮に。 

「次が最後の曲になります」 黒と黄を基調とした衣装にチェンジしたメンバーから一人ずつ挨拶。

ジュンソ「遠くから来てくださり応援してくださりありがとうございます」

テウ「昼と夜公演を行いましたが、みなさんのおかげで全然疲れていません。あいしテウ！」

ジンソン「ファンのみなさんの前でコンサートができてとても光栄でした。2ndアルバムの時もカッコよく戻ってきます！」

ヨンハ「初めてのコンサート。僕らにいい思い出を作ってくれてありがとうございます。ファンのみなさんにとってもいい思い出になると嬉しいです」 

ラストはデビュータイトル曲「Spotlight」のパワフルでキレのあるステージを披露。日本語で綴られたメンバーからの直筆メッセージが公開された後、お揃いのTシャツとジーンズ姿で1THE9のメンバーらが登場し、会場のファンと記念写真を撮影。アンコールに番組「UNDER19」のパフォーマンスチーム課題曲「We Are Young」を元気いっぱいに披露し、初来日公演を締めくくった。

1THE9のメンバーらは初めての来日公演に駆けつけてくれたファンに深々とお辞儀をし感謝の気持ちを伝え、満面の笑顔で手を振りながらステージを後にした。4月のデビューから音楽番組での活動、6月に韓国で初めてのファンミーティング開催、さらに今回の日本での初コンサート開催まで、短期間に様々な活動を繰り広げた 1THE9。今後の彼らのさらなる成長と活躍に期待したい。 

（photo:Kiyori matsumoto / text:Akane tanaka）