《撮りおろし&インタビュー》ウィジン「ありのままの姿や感情、ウィジンという人間についてもっと伝えたい」


BIGFLO・UNBウィジンがミニアルバム『e:motion』でソロデビューし、日本初ソロ単独ファンミーティング「LEE EUIJIN 1st Fanmeeting in Japan [e:motion]」を開催した。6月29日、東京・日本橋三井ホールで開催された昼の部の公演後に行った独占インタビューをお届けする。


◆今回の1stファンミーティング「EUIJIN 1st Fanmeeting in Japan [e:motion]」の準備でこだわったこと、苦労したことなどエピソードを教えてください。

ウィジン:特にこだわりたいと思った部分ですが、僕のイメージ自体がダンスに少し特化されているような気がするので、今回はダンスではなく、もう少し音楽的でアーティスト的な部分をアピールしたいと思い、いろいろと準備しました。


◆昼公演を終えた感想は?

ウィジン:昼公演を終えた感想は・・・実は最初のうち、心配もすごくしていましたし、緊張もしていたので、本当に様々な感情が入り混じっていたような気がします。でも実際にファンミーティングが始まって、明るい表情をしたファンの皆さんの顔を見たら緊張も少し和らぎ、ああ、頑張って準備をして来て本当によかったなあ、という気持ちになりました。


◆1stミニアルバム『e:motion』の収録曲を3曲全部披露しましたね!

ウィジン:はい、3曲全部披露しました(笑)。ミニアルバムの準備をしながら僕は本当にいろいろなことを考えました。先程の昼公演でもお話しさせていただきましたが、ファンの皆さんがどんな曲を好まれるのか、そして僕ができることは一体どんなことなのか、そのようなことについて悩みながら準備してきました。そのため時間も少し長くかかったような気がします。


◆ミニアルバムのタイトル曲は「不眠症」ですが、眠れない夜に聴くとぐっすり眠れるおススメ曲があったら教えてください。

ウィジン:そうですね、とてもたくさんありますが、Taylorというアーティストの「Voice(声)」という曲が好きです。あまり知られてはいない方なんですが、僕は個人的に好きなんです。


◆韓国のアーティストですか?

ウィジン:はい、韓国のアーティストです。


◆他にも好きな曲はありますか?

ウィジン:眠れない夜に聴くと眠れる曲ですか?倉本裕基さんのピアノ演奏曲がありますよね。ピアノのメロディーだけの。倉本裕基さんのピアノ曲も好きです。


◆ピアノの音色がお好きなんですね。

ウィジン:はい、好きです。夜寝る前に聴くとすごくリラックスできるんです。


◆ミニアルバム収録曲の「=」(equal)は、ウィジンさんが作詞作曲に参加したファンソングだそうですね。どんな思いがこめられていますか?

ウィジン:先程のファンミーティングでもお話させていただきましたが、「=」(equal)という曲はこれまでの僕を存在させてくれた、たくさんのファンの皆さんへの溢れるほどの感謝の気持ちを込めて作った曲です。また、僕はファンの皆さんから手紙やプレゼントなどをとてもたくさんいただくのですが、それに対して僕がお返事をすることはできないので、その代わりと言っては何ですが、お返事の形で、手紙のような形式でこの曲を書かせていただきました。


◆一番気に入っている歌詞の部分も教えてください。

ウィジン:2つの文章が思い浮かびますね。1つ目は「僕はありきたりの言葉は言えない」という部分の歌詞です。僕は実のところ愛嬌もないですし、ファンの皆さんに愛情表現するのがあまり得意ではないんですが、あえてその歌詞を書くことで、ありきたりの言葉も口にすることができるように、という思いを込めました。「僕はありきたりの言葉は言えない」という1フレーズは僕の本当に正直な気持ちが込められているんです。2つ目は「君という波に乗って/僕ら手をぎゅっとつないで/ You and me作ろう僕らだけのStory」という歌詞の部分です。僕の所属グループであるUNBのファンクラブのUNME(You and me)と、BIGFLOのファンクラブのWAVE(波)、2つのファンクラブの名前を入れて作った歌詞ですが、これから僕らみんなで一緒に進んでいこう、という意味が込められています。これらの言葉が記憶に残っていますね。


◆ウィジンさんのソロでのファンクラブ名はありますか?

ウィジン:残念ながらまだ決まっていません。


◆何か希望の名前はありますか?

ウィジン:特にないです。ファンクラブ名は自然に作られるといいなと思っています。


◆早く決まるといいですね。

ウィジン:はい。


◆アルバムの話が出ましたが、今回のミニアルバムについてこれはどうしても伝えたい、ということがありましたらお話してください。

ウィジン:今回のアルバムのコンセプトが、アイドルというイメージではなくアーティストのウィジンとしての姿を披露しようとするものであったため、余計な装飾みたいなものはすべて取り去りました。僕のありのままの姿、まさに言葉通りウィジンだけの「e:motion」がコンセプトであるため、僕だけの感情や、僕だけが表現することができる、僕が伝えたいウィジンという人間についてもっとアピールしていくことが今回のアルバムの目標であると思います。


◆幼いころの記憶をさかのぼって、ウィジンさんが一番最初にダンスを踊ったのはいつぐらいで、どういう音楽でしたか?

ウィジン:ダンスを踊った時期がいつかということですね?


◆はい。一番幼い頃に。

ウィジン:高校生です。


◆高校生の時ですか!?

ウィジン:はい、ダンスを初めて踊ったのは、高校1年の時です。


◆それより幼かった時は?

ウィジン:中学生の時はバンドでエレキギターをやっていました。


◆中学ではバンド活動をしていたんですね。

ウィジン:そうです。そうだ!ちゃんとしたダンスと言えるのかは分かりませんが、一番最初に踊ったダンスはMoonwalkでした。Michael Jackson のMoonwalkです。


◆マイケル・ジャクソン!

ウィジン:はい、好きです(笑顔)。僕の実の兄がふざけながらMoonwalkをしているのを見てすごく不思議に思えて、教えてほしいと兄にせがんで教えてもらったんです。それが一番最初に踊ったダンスだと思います。


◆バラエティ番組に出演した時、視聴者のお悩み相談に即興で名回答をして「名言製造機」というあだ名が付けられたそうですね。言葉のセンスを磨くために日頃から心がけていることはありますか?

ウィジン:心がけていることですか?う~ん、特にないのですが、何か悩みを相談された時、相手の悩みを解決してあげるためにアドバイスをしているというよりも、ただ相手の話にじっと耳を傾け、その人の気持ちに寄り添い共感しようと心がけてはいます。同じ悩みを抱えていたとしても人によって解決する方法はそれぞれ違いますよね?相手の悩みをただ聞いてあげるだけでも悩みが解決することもあるので、相手に共感することが一番いい方法であるような気がするんです。


◆ウィジンさんに悩みを相談しに来る方々が多いのでは?

ウィジン:そうですね、多いような気がします。多いです(笑)。


◆このインタビューが掲載されたらもっとたくさんの方々が相談に来るでしょうね。

ウィジン:本当ですね!頭が痛くなってきました(笑)。  


◆日本は今「梅雨」です。雨は好きですか?

ウィジン:雨は好きです。夏の暑い季節に降る雨はあまり好きではないのですが、急に降り出してすぐに止んでしまう、にわか雨は好きです。ロマンチックで何だか雰囲気があるので好きなんです。


◆雨に関するエピソードはありますか?

ウィジン:雨と聞いてすぐに思い浮かんだのは、僕が小学生の時に一番楽しく遊んだ時の思い出です。その当時、学校が終わった放課後に校庭で友達とサッカーをして遊ぶことがすごく流行っていました。天気があまりよくなくて今にも雨が降り出しそうな日に、雨が降りそうだなと思いながらもとにかく遊びたくて遊んでいたら、急に雨が激しく降り出したんです。初めのうちは服が濡れるのが嫌で、できるだけ雨に濡れないようにして遊んでいたんですが、雨に濡れてみたらすごく気持ちがよかったんです。それでその後は雨に打たれながらサッカーをして、最後には手洗い場で水遊びもして楽しみました。雨の中友達と思い切り遊んだその時の思い出がとても幸せな記憶として残っています。


◆短い時間でしたが、ありがとうございました。夜公演も頑張ってください!

ウィジン:はい、頑張ります!お疲れ様でした!  


(photo&text:Kiyori matsumoto / translation:Akane tanaka)

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