Wanna One出身ハ・ソンウン、日本初の単独コンサートを東京にて開催！「みなさんにとって誇らしい歌手になります」

Wanna Oneのメンバーとして韓国のみならず世界中のファンらに愛されたハ・ソンウン。今年2月にソロアルバム『My Moment』を発表しソロデビューを果たした彼は、7月に2ndミニアルバム『BXXX』をリリースしタイトル曲「BLUE」で精力的に活動を繰り広げ、7月26、27日の2日間、ソウル蚕室（チャムシル）室内体育館で韓国での単独コンサート「HA SUNG WOON 1st CONCERT ‘Dive in Color’ IN SEOUL」を開催、8月3日には釜山（プサン）公演も成功裏に終了させた。今回、9月12、13日に東京・豊洲PITにて日本初となる単独コンサート「HA SUNG WOON 1st CONCERT ‘Dive in Color’ IN TOKYO」を開催！2日目となる13日（金）の公演の模様をお届けする。

オープニング。パステルカラーの淡いジャケットを羽織ったハ・ソンウンが登場し、「BLUEMAZE」「Riding」の華やかなステージを披露すると会場を埋め尽くしたファンから大歓声が上がる。

「こんにちは、僕はハ・ソンウンです！」「昨日に続き、日本で二日目となるコンサートですね。韓国での単独コンサートを無事終え、東京に来ることができて嬉しいです」と明るい笑顔でにこやかに挨拶。「ソロとして活動をスタートし、どんな「Color」を持った歌手になるかという悩みを持っていました。僕の様々な「Color」をお見せする公演になると思います」と同公演への意気込みを見せた。 

ソロデビュー曲「Bird」 を編曲したアコースティックバージョンステージをバンド生演奏で披露した後、1stアルバム収録曲「Don’t Forget」を美しい歌声で熱唱。続く「Lonely night」では夜の静けさの中、会場全体にハ・ソンウンの甘く切ない歌声が響き渡り、会場のファンは酔いしれた。

続いて黒のスーツに衣装チェンジしたハ・ソンウンは「Think of you」「Immunity」（면역력）を感性豊かに2曲続けて披露し、ファンを魅了。

「ハヌル心の一句」のコーナーではファンから事前に募集した俳句をハ・ソンウン自ら一句ずつ紹介。ファンの要望に応え、即興でアカペラの歌声を披露しファンと共に掛け声の練習をしたり、観客席にいる男性ファンに気さくに声を掛けるなど、彼の温かい心遣いに会場は笑顔と和やかな雰囲気に包まれた。

バンドのメンバーを一人ずつ紹介した後、「Can't take my eyes off you」、イ・ジョクの「Running in the sky」（하늘을 달리다）をメドレーで披露。バックダンサーらと共にステージを縦横無尽に走り回りながらパワフルで情熱的なステージを披露し、会場のファンと呼応し合った。Charlie Puthの「We don't talk anymore」のステージではセクシーでキレのあるダンスを披露しファンの心をときめかせた。

続くステージ、光の中に浮かび上がるシルエットで登場したハ・ソンウンは2ndアルバムのタイトル曲「Blue」のカリスマ溢れるステージを披露。次のアルバムについて「「Blue」の活動をしながら次のアルバムについてずっと考えていました。具体的な計画があるわけではありませんが一生懸命作業し、みなさんに素敵な姿をお見せしたいです」と語った。 

ステージ上で衝立越しでの衣装チェンジに臨んだハ・ソンウンはリュックを背負った少年らしさ溢れる姿で登場。「Hey There」（저기요）のキュートでノリのいいステージに思わず体が動き出す。「ついに最後です！みなさん素敵な時間を過ごせましたか？」

「みなさんにとって誇らしい歌手になります！」

ハ・ソンウンは「Tell me I love you」（오.꼭.말）に続き「What Are You Doing Today?!」（오늘 뭐해?! ）の軽快で弾けるようなステージを披露し、会場の雰囲気は最高潮に。  

アンコールは「Remember You」（문득）をしっとりと歌い上げ、ステージと会場は心地よい一体感に包まれた。 「今日はありがとうございます！」「愛してる！」と挨拶し一旦退出した後、ファンの歓声に応え再び登場したハ・ソンウン。会場のファンと記念写真を撮影した後、「みなさんお気をつけてお帰りください」と満面の笑みで手を振りながらステージを後にした。 

ステージの合間に流れるVCRのインタビューで、今回のコンサートのタイトルである「Dive in Color」の「Color」についてトークを繰り広げ、「僕はステージでは白。キャンパスみたいな人になりたい」と語ったハ・ソンウン。初の単独コンサートを成功裏に終了させた彼がソロ歌手としてどんな姿、どんな「Color」を見せていくのか、今後の活躍に期待したい。

（写真：©FRAU INTERNATIONAL、text:Akane tanaka）