《レポート》ASTRO、「2019 ASTRO JAPAN FANPARTY」横浜公演開催！「AROHAが僕たちの光です」

抜群の歌唱力と圧巻のパフォーマンスを誇る韓国の6人組ボーイズグループASTROが11月15日（金）に神戸国際会館こくさいホールで、16日（土）にパシフィコ横浜の国立大ホールにて「2019 ASTRO JAPAN FANPARTY ～Wanna Be My Star～」を開催。パシフィコ横浜の国立大ホールにて開催された横浜公演の昼の部の模様をお届けする。

オープニング映像が流れた後、観客席中央の左右の扉から花を手にしたASTROのメンバーらが二組に分かれて登場！会場を埋め尽くした5000人のファンが大歓声を上げる中、メンバーらは「Every Minute」を熱唱しながら客席を歩きステージへ。花を1本ずつ手渡すサプライズイベントにファンは大興奮。

「Wanna be your star！こんにちは、ASTROです！」と5人で元気いっぱいに挨拶した後、一人ずつ日本語で自己紹介。

ラキ「お花を持っていかなかったので」と花を手にしながら「印象は冷たいですが、実は温かみのある男です」とはにかんだ笑顔で挨拶。

ジンジン「みなさん、久しぶりだな～」「こんにちは、みなさんに思い出をプレゼントしたい男、ジンジンです」と愛嬌たっぷり。

ウヌ「2階も3階もこんにちは！ASTROのイケメン、チャウヌです」とまぶしい笑顔で挨拶。

前日の神戸公演でお肉をいっぱい食べたというMJは「こんにちは！今日からダイエットするMJです」

サナ「みなさんこんにちは！日本語がまだまだ必要なサナです」

メンバーのムンビンが健康上の理由で一時的に活動を中断し今回のFANPARTYに参加できないことについてジンジンは「今日はムンビンさんの分まで一生懸命頑張ってステージを盛り上げていきたいと思います」と意気込みを述べると共に「今日はFANPARTYなのでみなさんも一緒に遊んでくださいね！」

MCの古家正亨氏の進行の中、前半のトークコーナーがスタート。

最初の「運命のはしご」であみだくじを引き、2組に分かれゲーム対決をすることに。あみだくじの結果、REDチームはサナとMJ、BLUEチームはウヌ、ジンジン、ラキの3人に決定。

チームごとに応援の掛け声を相談して決め、会場も2つに分け真剣な表情を浮かべて掛け声を練習するメンバーら。「イケイケいくぞ～」「わっしょい、どっこいしょ、ヤ、ヤ、ヤ～！」会場全体に応援の掛け声が響き渡り、FANPARTYを盛り上げる。

続くクイズコーナー「僕を当ててみて」<ASTRO TMI QUIZ>では、メンバーについてのクイズにバランスボールに乗った他のメンバーらが解答。答えが分かったメンバーはステージ中央に置かれた台までバランスボールに乗って跳びはねながら移動し、顎で解答ボタンを押しキュートな表情を見せなければならないという、ファンには嬉しいがメンバーにはかなりハードなルールだ。

最初はMJに関するクイズ「朝起きて最初に飲む飲み物は？」。全員が順番にチャレンジするも正解者はなし。正解は「乳酸菌のサプリ」。

次はジンジンに関するクイズ「僕は○○の(　)を変えてあげたいと常に思っている」。一番に解答権を手にしたサナは「サナの寝る姿！」と解答し、見事に正解。ジンジンは「サナの寝相ですが、変える、というより可哀想なんです」と告白。自身の寝相についてサナは両手を頭の上にクロスして見せながら「つったりするので僕も変えたいんですけど、直らなくて」と、はにかみながらコメント。

ウヌに関するクイズ「昨日の夜コンビニに行きましたが、僕が食べたアイスクリームの味3つはチョコ、あと残り2つは何？」。メンバーらは次々に解答するが残念ながら正解者はなし。「チョコとバナナ、チーズです」と正解を発表したウヌだったが、「実は神戸のホテルの冷蔵庫に1つ、食べずに置いてきてしまいました」とお茶目なエピソードを告白し、笑いを誘った。

ラキに関するクイズ「僕が好きなスポーツは？」。一番最初に解答ボタンを押したサナが自信満々に「ビリヤード」と答え、見事正解。ラキはビリヤードのキューでボールをつく姿をカッコよく披露し、ファンをときめかせた。

REDチームが2ポイント先取で迎えたラストクイズ。「ラストクイズは3ポイントにしてほしい」とお願いするBLUEチームのジンジンにREDチームのサナは「個人技を見せてくれたらいいよ！」と快諾。ジンジンは照れながらもキュートな愛嬌をカメラに向かって披露し、権利獲得に成功。

サナに関するクイズは「僕は○○兄さんと(　)する時に気を遣う」。「MJ兄さんとご飯を食べる時」と答えたラキが見事正解！サナが「MJ兄さんがご飯を早く食べるので一緒に早く食べないといけないかと思ってしまうんです」と理由を話すと、MJは早く食べる理由について「早く食べれば他のメンバーの分を食べられるからね！」と茶目っ気たっぷりにコメント。

ラストクイズでラキが正解したことにより、BLUEチームが3ポイント獲得し、1ポイントリードとなった。

次のゲームは「変則卓球対決」。5種類の道具を使って対決を繰り広げるゲームで、メンバーらは通常の卓球ラケット、フライパン、おぼん、スリッパ、お玉をそれぞれ手にし、白熱の戦いを繰り広げた。意外にも変則ラケットを器用に操りラリーを続けるメンバーらに会場のファンの声援もヒートアップ。接戦の末、10対7でBLUEチームが勝利し、会場のファンと喜びを共にした。

メンバーらがUFOキャッチャーでゲットしたぬいぐるみを会場のファンにプレゼントする「プレゼントコーナー」では、クイズ、卓球対決共に勝利し2連勝したBLUEチームに1回につき60秒、5回のチャンスが与えられ、REDチームには3回のチャンスが与えられた。

BLUEチームのラキは2個、ウヌは2個、ジンジンは残念ながら失敗で合計4個獲得！REDチームのMJは1個獲得した後、2回目は一度に2個獲得するミラクルを起こしファンを歓喜させ、1人で3個獲得。最後に挑戦したサナはボタン操作に失敗し慌てふためいたが幸運にも1個獲得し、REDチームも合計4個獲得！両チーム合わせて8個のぬいぐるみを会場のファンにプレゼントすることに成功した。

インタビュー映像が流れた後、黒のシックな衣装にチェンジしたASTROのメンバーらが登場し、いよいよライブステージがスタート。華やかでキレのあるダンスが際立つ「All Night」のパフォーマンスに続き思わず胸がキュンとなる「告白」の爽やかなステージを披露し、ファンを喜ばせた。

サナ「「告白」はAROHAのみなさんが好きな曲だと聞きましたが、この曲は見た目よりも大変なんです（笑）」と息を整えながらコメント。

フォーメーションダンスが目を引く「引き留めておくべきだった」の華麗なステージに続き、日本デビュー曲である「花咲ケミライ」のステージを披露し、ステージと会場の盛り上がりは最高潮に。

ここでFANPARTYを記念し写真タイムに。ASTROのメンバーは会場のファンと共に幸せな瞬間を写真に収めた。

ラストの曲を前に、今日の公演の感想を1人ずつ述べるメンバーら。

ジンジン「久しぶりに東京に来て、とても楽しくて良い思い出になりました。本当にありがとうございます。みなさん、大好き」

ラキ「久しぶりの公演で緊張しました。いつも成長する人になります。期待してください」

MJ「神戸もでしたが、本当にいいお天気ですよね。迎えてくれるファンのみなさんのお陰で天気もよかったのだと思います」「カムバック期待してください」

サナ「こんなに大きなステージは初めてですが、ファンのみなさん、たくさん来てくださりありがとうございます」「今、日本語の勉強をしていますが、知らないことが多いので教えてくださいね」

ウヌ「『BLUE FLAME』でのカムバックまであと少しです。ファンミーティングの準備と共にアルバムの準備も頑張っています。みなさんの期待に応えるチャウヌ、そしてASTROになります」

「ラストに2つの曲をお届けします。2曲とも意味深い曲です。ASTROはいつもAROHAのそばにいる。AROHAはいつもASTROのそばにいる」というメッセージが込められた曲です」

「『BLUE FLAME』ファイト！」という掛け声を合図に「I’m on your side」がスタート。メンバーらはファンへの思いを豊かな歌唱力で歌い上げ、ファンの心を魅了した。

続いて「I’ll Be There」の曲が始まると1階席から3階席まで埋め尽くした会場のファン全員が一斉に「ASTROは私たちの光」と書かれたスローガンを掲げ、サプライズメッセージを送った。

メンバーらはファンからのサプライズメッセージに感激！「ありがとうございます！」ジンジンは「（驚いて）歌詞を間違えちゃった」と告白、ウヌは「みなさんのメッセージを見てびっくりしました」とし「AROHAが僕たちの光です」とファンへの溢れる思いを伝え、女心をくすぐった。

最後にジンジンは「今日来てくれてどうもありがとうございます。ゆっくり歩いていきますから、ゆっくりでいいのでいつも隣にいてください。AROHAを信じて待つ自信があります」「僕たち、活動を一生懸命頑張ってまた日本に来ますね！」

次回の出会いを約束したASTROのメンバーらは全員で手をつなぎ深々とお辞儀をした後、会場のファンらに何度も手を振りながら名残惜しそうにステージを後にした。ファン1人1人を愛おしそうに見つめながら挨拶をするメンバーらの姿が印象的であった。スペイン語で「天体」「星」「スター」を意味する「ASTRO」という言葉のように、キラキラと輝き続けるASTROのさらなる活躍に期待したい。

（text:Akane Tanaka）