韓国ロッテ、今後5年間で200店舗以上を閉鎖すると発表・・・会社設立以来最大規模の店舗構造調整になる見通し

韓国ロッテ側が今後5年間に200店舗以上を閉鎖することを発表し、話題だ。


            (写真:ロッテ百貨店公式サイトより)



13日、ロッテショッピング株式会社(以下、韓国ロッテ)側は「2020年運営戦略」を発表した。公示された昨年の業績は市場予想値より悪く、連結基準で前年比1.1%減の売り上げ17兆6328億ウォンを記録。営業利益は4279億ウォンで前年より28.3%減少し、純損失は8536億ウォンに拡大した。10-12月期には変更された会計基準に基づき赤字店舗の未来損失9353億ウォンを反映して赤字規模が1兆ウォンを超えたと伝えられた。


今後、収益性の良い店舗だけを残し、事業の効率性を確保するため社運を賭け店舗を整理しスリム化を目指す。今後5年間で百貨店、マート、スーパー、ロブスなど、韓国ロッテが運営する718店舗のうち、収益性が劣る200店舗以上を整理するという。

(写真:ロッテ百貨店公式サイトホーム画面キャプチャー)



ここ数年の消費者のショッピング習慣の変化など、流通環境の多様な変化に韓国ロッテなどの規模が大きい企業は迅速に対応できなかったと思われる。業績悪化が続いた韓国ロッテ側は増える損失と激しさを増す競争に根本的な変化が必要と判断、1970年の会社設立以来、最大規模の店舗構造調整になる見通しだ。


韓国ロッテ側は同日、従業員の雇用調整について「当面は人為的な人材構造調整を推進しない」とし「現場に人材を増やし、職務転換を通じて人材を再配置し解消する予定」と説明したが、長期的に見て人員縮小は避けられないという推測も上がっている。

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