エアソウル、成田-仁川間など国際線の運休を発表・・・新型コロナウイルス感染拡大の打撃受けLCC6社が韓国政府に緊急資金支援要請へ

韓国の格安航空会社(LCC）のエアソウル側が新型コロナウイルスの影響による成田-仁川（インチョン）間など国際線の運休を発表し、話題だ。

（写真：エアソウル公式ホームページより）

25日、エアソウル側は公式ホームページを通じ「新型コロナウイルス関連、国際線の減便及び運休による航空券の処理の手続きについて」というお知らせを掲載した。

同お知らせでエアソウル側は成田-仁川間を3月1日から15日まで、関西-仁川間を2月29日から3月15日まで運休することを明らかにすると共に、欠航による航空券の払い戻しについて全額払い戻すことを伝えた。これに先立ちエアソウル側はグアム、香港、ダナン、ハノイを始めとする国際線路線も運休することを伝えている。

エアソウル側の同運休発表のニュースにネットユーザーらは「韓国旅行、キャンセルになった」「飛行機が飛ばなくなったらどうしよう」「新型コロナウイルスのせいで・・・」など、様々な反応が上がっている。

　　（エアソウル公式ホームページより）

韓国の他のLCC各社も新型コロナウイルス感染拡大の影響で収益に打撃を受けている状況だ。28日、エアプサン、エアソウル、イースター航空、チェジュ航空、ジンエアー、ティーウェイ航空のLCC6社側は共同建議文を通じ「昨年の日本不買運動に続く新型コロナ事態により絶体絶命の崖っぷちに立たされており、いかなる経営改善策も効果がなく退路も見えない」と訴えると共に、利潤追求よりも国民の便宜と公共性を優先する国家基幹産業である航空産業が、現在危機に立たされていることを強調。LCC6社側は韓国政府に無担保、長期低利など条件を大幅に緩和した緊急経営安定資金の支援を求めている。