SUPER JUNIORワールドツアー日本公演開催見送り＆「KCON 2020 JAPAN」開催延期発表・・・新型コロナウイルス感染症の影響拡大

日本政府が新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中国と韓国からの入国者に対し指定場所での2週間の待機要請を表明し事実上の入国制限措置が発表される中、K-POP関連の公演の延期が相次いで伝えられた。

6日、SUPER JUNIOR側は公式ホームページに「「SUPER JUNIOR WORLD TOUR “SUPER SHOW 8：INFINITE TIME” in JAPAN」開催見送りに関するご案内」を掲載した。

（写真：SJ NEWS JP日本公式ツイッターより）

SUPER JUNIOR側は「昨日の日本政府の入国者抑制策の方針を受け3月25日、26日のさいたまスーパーアリーナ公演の開催は見送りとさせて頂く事を決定致しました」とし、ワールドツアー日本公演を見送りとすることを伝えた。振替公演の日程や払い戻しなど詳細については後日告知されるという。

また、4月3日から5日の3日間、幕張メッセ国際展示場ホールで開催予定であった「KCON 2020 JAPAN」も開催延期を決定。「KCON 2020 JAPAN」側は6日、公式ツイッターに「KCON 2020 JAPAN 開催延期のご案内」を掲載。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、来場者、アーティスト、スタッフの安全を最優先に考慮の末、開催延期を決定したことを伝えた。振替日程は調整が出来次第告知されるという。

（写真：「KCON 2020 JAPAN」ツイッターより）

これに先立ち5日午後、日本政府側は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中国と韓国からの入国者に対し指定場所での2週間の待機要請を発表し、中韓からの事実上の入国制限措置をとることを伝えると共に、中国と韓国への発行済みの査証（ビザ）の効力の停止を発表。さらに韓国全土の感染症危険情報レベル2へ引き上げた。

これに強く反発した韓国政府側は6日、日本人への短期滞在時のビザ免除制度及び、発行済みのビザの効力を９日午前０時から停止すると発表し、日本側の入国制限措置に対し対抗措置をとった。

日韓両国の自由な行き来がさらに難しくなると推測され、ネットユーザーらの間で不安の声が上がっている。