G-EGG運営を手がけたワイナエンターテインメント、双方向型ライブ配信システム「G-L2way」8月ローンチに向けシステム開発中

株式会社ワイナエンターテインメントは、無観客ライブでもアーティストとファンをテレビ電話の様に繋ぐ双方向コミニュケーションが可能なライブ配信システム構築に向けシステム開発に乗り出しました。


現在、ワイナエンターテインメントでは、無観客ライブ・コンサートなどを行う会場にファンの声を届けることができる、1 対 多人数の双方向型ライブ配信システム「G-L2way」の開発に着手し、現時点でα版までの構築が完了。今後現場テストなどを経ながらβ版のサービス開始を目指す。


このシステムはライブの醍醐味のひとつであるコール&レスポンスを、オンライン上で実現可能にする、コロナ収束後に需要が見込まれる双方向型ライブ配信システムです。


このシステムが普及すると、無観客ライブでもファンの声が会場に届き、これまでのライブ配信では味わうことができなかった双方向コミニュケーションが可能となり、ユーザーにとって新たな体験が生れます。


2020年5月27日の政府発表のエンタメ業界に対するコロナ支援策として、動画発信などにかかる経費の半額を最大5,000万円までを補助される事が発表され、今後エンタメ各社が無観客ライブ配信での新たな収益確保を模索し始めることが予想されます。


現在、「G-L2way」はα版(理論上、実装可能なレベル)まで開発が進んでおり、ライブ現場等で実装テストを経ながらβ版(正式版ローンチ前にユーザーが利用できるレベルのテスト版)で今夏中のサービスローンチを目指している。


将来的にはチケットサービス各社との連携も視野に入れながら、より多くのユーザーが利用できるスキーム構築を目指すと共に、無観客ライブで「G-L2way」を利用するアーティストへのオファーも積極的に行っていく予定だ。


なお、現在ワイナエンターテインメントでは芸能事務所、レーベル関係、ライブハウス、ホール、劇場、ライブ撮影事業者、など興行関係事業者や、エンジニア、配信事業者などのパートナーも広く募集している。


「G-L2way」開発元のワイナエンターテインメントは今年の2月〜4月に放送され話題となったサバイバルオーディション番組「G-EGG」の運営を手がけた他に、2018年に日本初のオンラインダンスレッスンサービスを開発するなど、これまでもエンタメとテクノロジーを繋ぐサービスを多数ローンチさせてきた実績があり、コロナにおける世界情勢やエンタメ界の状況を鑑み、1 対 多人数の双方向型ライブ配信システム「G-L2way」の開発に乗り出した。

「G-L2way」によって、日本発の新しいエンタメの楽しみ方が生まれる事に期待したい。

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