《まとめ+復刻版UNIQ独占インタビュー》X1出身キム・ウソク、チョ・スンヨン、U-KISSジュン、NCTテヨンら、複数回デビューした人気K-POPアイドル!

練習生としての下積み時代を経て華々しくデビューをしたがK-POP界の熾烈な競争や様々な事情により思うように活動を繰り広げることができなかったK-POPアイドルも数多いであろう。


初心を忘れることなく努力を重ね、サバイバルオーディション番組に挑戦し自ら新たなチャンスを手に入れたX1出身キム・ウソク、チョ・スンヨン、ハン・スンウ、U-KISSのジュン。また、複数回デビューし所属グループを兼任しながら活動を繰り広げているNCTのテヨンやマークなど、複数回デビューした人気K-POPアイドルをまとめてみました。


記事の後半には2015年7月に来日したスンヨン所属グループUNIQの、撮りおろし&独占インタビューを再編集し、復刻版として掲載しました!




★キム・ウソク(UP10TION→X1→ソロ) 3回

(写真:キム・ウソク公式ツイッターより)



キム・ウソクはTEENTOPの弟グループである10人組ボーイズグループUP10TIONのメンバー・ウシンとしてデビュー。

2015年9月11日、UP10TIONはデビューアルバム『一級秘密』をリリースし華々しくデビューを飾り、同アルバムのタイトル曲「So, Dangerous」で精力的に活動を繰り広げた。



2015年には2ndミニアルバム『BRAVO!』(タイトル曲「Catch me !」)をリリース。2016年には3rdミニアルバム『SPOTLIGHT』(タイトル曲「ATTENTION」)、4thミニアルバム『Summer go!』(タイトル曲「Tonight」)、5thミニアルバム『BURST』(タイトル曲「White Night」)をリリースし、精力的に活動を繰り広げた。

2017年にはシングル「ID」で日本デビューを飾るなど、人気を博した。



キム・ウソクは2019年5月に韓国で放送がスタートしたMnetのサバイバルオーディション番組「PRODUCE X 101」に同じグループのイ・ジニョクと共に練習生として参加。キム・ウソクは最終順位2位でデビューメンバーに選抜され、11人組ボーイズグループX1のメンバーとして第2のデビューを飾った。


X1は2019年8月27日、1stミニアルバム『飛翔:QUANTUM LEAP』をリリースしデビュー。同日、ソウルの高尺スカイドームでデビューショーコンサート「X1 PREMIER SHOW-CON」を開催した。X1は同アルバムのタイトル曲「FLASH」で精力的に活動を繰り広げたが、「PRODUCE X 101」の投票操作疑惑の一連の騒動のためX1は活動を中断。12月30日、CJ ENM側は「PRODUCE」シリーズの順位操作について謝罪すると共にX1の活動再開について伝えたが、2020年1月6日、X1側はグループの解散を電撃発表し、ネットユーザーらの間に衝撃が走った。


X1の電撃解散後、キム・ウソクはソロ活動をスタート。5月25日、1stソロアルバム『1ST DESIRE [GREED]』をリリースし、同アルバムのタイトル曲「赤月(Red Moon)」で精力的に活動を繰り広げた。



★チョ・スンヨン(UNIQ→X1→WOODZ)3回 

(写真:WOODZ公式ツイッターより)



チョ・スンヨンは2014年10月、韓国人メンバーのソンジュとスンヨン、中国人メンバーのムンハンとジョイシェンとイボの5人組で構成されたUNIQのメンバーとしてデビュー。

UNIQは2014年10月20日、デビューシングル「Falling In Love」をリリースし、韓国と中国及びアジア全域を行き来しグローバルに活動を繰り広げた。2015年4月、1stミニアルバム『EOEO』をリリース。UNIQは「Falling In Love」「EOEO」「Best Friend」などの楽曲で人気を博した。


2016年、中国で限韓令(韓流禁止令)が発令され韓国人の中国での芸能活動が難しくなると、グループとしての活動が休止に。


2019年、Mnetのサバイバルオーディション番組「PRODUCE X 101」に出演したチョ・スンヨンは最終順位5位でデビューメンバーに選抜され、11人組ボーイズグループX1のメンバーとして第2のデビューを飾った。


X1の電撃解散後、チョ・スンヨンは2020年6月29日午後6時、ソロ歌手WOODZとして1stミニアルバム『EQUAL』をリリースし、同アルバムのタイトル曲「Love Me Harder」で精力的に活動を繰り広げた。



★ハン・スンウ(VICTON→X1→ソロ)3回

(写真:VICTON公式ツイッターより)



ハン・スンウは2016年にVICTONのメンバーとしてデビュー。VICTONは2016年11月9日、デビューアルバム『Voice To New World』をリリースし、同アルバムのタイトル曲「I'm fine」で精力的に活動を繰り広げた。その後も「Remember Me」「TIME OF SORROW(俉月哀)」などの完成度の高い楽曲を披露し、人気を博した。


2019年、Mnetのサバイバルオーディション番組「PRODUCE X 101」に出演したハン・スンウは最終順位3位でデビューメンバーに選抜され、11人組ボーイズグループX1のメンバーとして第2のデビューを飾った。

X1の電撃解散後、ハン・スンウはVICTONのメンバーとして再び活動を開始。ハン・スンウが戻ったVICTONは2020年3月、6thミニアルバム『Continuous』をリリースすると共にタイトル曲「Howling」で精力的に活動を繰り広げた。6月2日には2ndシングル「Mayday」をリリースし、高い人気を博した。


7月17日、所属事務所Play Mエンターテインメント側はハン・スンウが8月10日にソロデビューアルバムを発売することを発表。実力と人気を兼ね備えたハン・スンウのソロデビューにネットユーザーらの注目が集まっている。



★U-KISS ジュン(U-KISS→UNB→ソロ)3回 

(写真:イ・ジュニョン公式ツイッターより)



U-KISSのジュンは2014年6月、U-KISSに加入し活動をスタート。

ジュンが加入したU-KISS は2014年6月2日に9thミニアルバム 『MONO SCANDAL』 をリリースし、タイトル曲 「Quit Playing」で精力的に活動を繰り広げた。


《復刻版・KpopStarz独占企画「彼女カメラ」》

ジュン加入直後「彼女カメラ」2014年8月1日公開

ジュンの「彼女カメラ」2015年3月18日公開



ジュンは2017年10月28日から韓国で放送がスタートしたKBS 2TVアイドル再起プロジェクト「The Unit」に出演、2018年2月に放送された最終回で最終順位1位を獲得しデビューメンバーに選抜され、9人組ボーイズグループUNBとして第2のデビューを飾った。

UNBは2018年4月7日、デビューアルバム『BOYHOOD』をリリースし、同アルバムのダブルタイトル曲「Feeling(感覚)」「ONLY ONE」で精力的に活動を繰り広げた。

UNBは2018年6月28日、2ndミニアルバム『Black Heart』をリリースし、期間限定の活動を終えた。UNBの活動終了後、ジュンはU-KISSの活動と並行し俳優イ・ジュニョンとしてMBCドラマ「別れが去った~マイ・プレシャス・ワン~」、ocnドラマ「ミスター期間制(原題)」などに出演、俳優としても人気を博した。

2019年12月5日、ジュンはソロ歌手イ・ジュニョンとして1stソロアルバム『GALLERY』をリリースし、タイトル曲「Curious About U」で精力的に活動を繰り広げた。


★NCT テヨン(NCT U、NCT 127、SuperM)(3回)

(写真:NCT 127公式ツイッターより)



★NCT マーク(NCT U、NCT 127、NCT DREAM、SuperM)(4回)

(写真:NCT 127公式ツイッターより)




NCTのテヨンとマークは複数回デビューし所属グループを兼任しながら活動を繰り広げている。

テヨンは2016年4月、NCT Uのメンバーとしてデビュー。

2016年4月9日、デビューユニットNCT Uの楽曲「The 7th Sense」が公開された。


2016年7月、テヨンはユニットNCT 127のメンバーとしてデビュー。

NCT 127は2016年7月10日、ファーストミニアルバム『NCT#127』をリリースし、タイトル曲「Fire Truck」で精力的に活動を繰り広げた。


2019年10月、SMエンターテインメント所属の7人の精鋭メンバー(SHINeeのテミン、EXOのベクヒョン&カイ、NCT 127のテヨン&マーク、WayVのルーカス&テン)で構成された最強グループSuperMのメンバーとしてデビュー。SuperMは2019年10月4日、1stミニアルバム『SuperM』をリリースすると共に、タイトル曲「Jopping」で精力的に活動を繰り広げた。


韓国系カナダ人であるマークは2016年4月、テヨンと同じNCT Uのメンバーとしてデビュー。

2016年7月、テヨンと同じNCT 127のメンバーとしてデビュー。

2016年8月、マークはNCT DREAMのメンバーとしてもデビュー。

NCT DREAM は8月27日、デビューデジタルシングル「Chewing Gum」をリリースし、精力的に活動を繰り広げた。


2019年10月4日、テヨンと同じSuperMのメンバーとしてデビューを果たした。

複数回デビューし精力的に活動を繰り広げている人気K-POPアイドルをまとめてみました。夢を叶えるため努力を重ね、成長していくアーティストたちの軌跡をこの機会にたどってみてはいかがでしょうか。

(taxt:Akane Tanaka)


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《復刻版・UNIQ 撮りおろし&独占インタビュー》

2015年8月5日掲載 / 取材は7月21日


UNIQが待望の日本上陸!7月19日大阪、20日東京で「UNIQ SHOWCASE IN JAPAN」を開催した。計4回の公演を終えた翌日、都内・神宮前界隈でUNIQとフォトセッション&インタビューを行った。インタビュールームに先に現われたソンジュとの雑談からインタビューはスタートし、次第に深い話へと・・・。


◆東京のライブ楽しそうでしたね!

ソンジュ:ありがとうございまーす!観てくれましたか?


◆はい、ソンジュさんはステージの上でずーっと歌ってましたね!(笑)

ソンジュ:あははっ!もしかして東京の最後のコンサートを観たんですか?あっは、楽しくて~(笑)。


◆来日中、遊ぶ時間はありましたか?

ソンジュ:今のとこはなかったんですが、今日、この取材の後から遊びに行く予定です!(*嬉しそう)ショッピングに行きます!


◆それでは皆さん揃ったところで、日本公演を終えた感想をお聞かせください。

ソンジュ:日本に来て、ファンの皆さんがとてもいい雰囲気でしたね。ファンの皆さんの気持ちがハイになってて、僕たちもすごく嬉しかったです。本当に楽しくコンサートをしました。

イボ:日本のファンの方々がとても温かく迎えてくれたので、楽しいステージとなりました。日本に来ることができて本当に幸せです。


◆今回の日本公演のために準備してきたことやセットリストについて教えてください。

スンヨン:実は、来日前に僕らが全員集まって一緒に練習することができたのは5日間ほどしかありませんでした。もちろん個人個人で練習をしてはいましたが、最終的に皆で振り付けを合わせることができたのは大阪のリハーサルの時だったので、うまくいくのか心配もしましたし不安な気持ちにもなったりしました。でも実際に公演を行っていくうちに、メンバー1人1人がステージでどう動けばいいのかといったコツがつかめてきたので、大きな失敗などなくスムーズに進行できたのではないかと思います。何よりも楽しくステージを行うことができましたし、怪我などすることもなく最高の気分で公演を終えることができて本当によかったです。


◆イボさんのソロのダンスパフォーマンス、時間も長かったし迫力ありましたね!

イボ:あ~そうですか!今回のダンスは本当に大変でした。

ソンジェ:イボはもともとダンスが大好きで踊りも上手ですが、練習室にいる時もよく自分で振り付けを考えたり、インターネットやいろいろなところからいいものを見つけてきては取り入れたりして、普段からパフォーマンスの準備をしています。今回の公演ではイボがこれまで練習して準備を重ねてきたものの中から特に気に入ったものをステージでお見せすることができて、とてもよかったと思います。


◆LArc-en-Cielの「Driver’s High」をカヴァー曲に選んでいましたね。ロックを選曲するアーティストは少ないので、意外な選曲で新鮮でした。

スンヨン:あの曲は、所属事務所のスタッフに、「日本で公演をする予定なんだけど、日本の曲でいい曲があったら教えて」と頼んだら、この曲がいいよと推薦してくれた曲です。

ソンジュ:僕はもともとロック音楽がとても好きなのですが、「Driver's High」っていいんじゃないかと思って、「日本で有名な曲?」とスタッフに質問したら、有名な曲だしやってみたらと勧められました。そのまま話がどんどん進んでいき、「Driver's High」をカバーすることになりました。本当にいい曲なので、やってよかったと思っています。

スンヨン:実は、公演する前まで候補曲は2曲あったんです。スラムダンクの歌と「Driver's High」のどちらかを歌う予定でしたが、最終的に「Driver's High」を歌うことになりました。実際に大阪公演で初めて歌った時、何人かの方はこの曲を知っているようでしたが、多くの方は聴いたことがないかのような顔をしていて、驚きました(笑)。

全員:あはははっ!

スンヨン:でも面白いことに、公演を1回、2回、3回と重ねていくうちに、僕らと一緒に歌を歌ってくれるファンの方々がどんどん増えていったので、そういう意味においてもとても面白かったですね。


◆ファレル・ウィリアムスの「Happy」もオシャレな選曲でしたね。

ソンジュ:「Happy」という曲は4公演中3公演は通常通りの形で行いましたが、最後の4公演目のステージでは客席に降りて行って歌いました。ファンのリアクションもすごくよかったし、ファンの反応を肌で感じることができて本当によかったです。


◆メンバーそれぞれの「声の魅力」「パフォーマンスの魅力」など、どういうアーティストかを本人以外の紹介してください。

ソンジュ:僕が紹介します!イボはダンス系のパフォーマンスがずば抜けてうまいです。ラップを歌う時のジェスチャーも雰囲気があってとてもカッコいいし、パフォーマンスが本当にうまいと思います。ジョイシェン兄さんは中低音の声が魅力です。ジョイシェン兄さん以外の他のメンバーは皆、ハイトーンの声なんです。ジョイシェン兄さんがいつも低音部をしっかりと支えてくれて、曲の中心となる重要なパートを担当してくれています。

ジョイシェン:今回の公演で、僕とソンジュが2人で作った曲も1曲、一緒に歌いました。


◆マスコミに配布されたセットリストには「自作曲」と書かれてありますが、タイトルは決まっていますか?

ジョイシェン:「MY WORLD」です。ソンジュがサビパートを歌う時、声がとても明るくて力強くて、ソンジュの声の良さがすごく出ていると思います。

ソンジュ:ムンハンくんはステージでとても活気に溢れるような気がします。僕は高くて強い音質の声ですが、ムンハンくんはとても柔らかくて優しい音質の声をしています。ムンハンくんと僕は2人でボーカルを担当していますが、異なる性質の声がうまく溶け合って、とてもバランスが取れていると思います。スンヨンくんはラップが得意で、ただラップがうまいというだけではなくラップパフォーマンスが本当にずば抜けていると思います。スンヨンくんがラップを歌うとカッコいいし、僕ら全体的に曲が盛り上がっていく気がします。スンヨンくんは歌も上手なので、僕らのグループでとても重要な役割を果たしてくれていると思います。


◆ではソンジュさんについて。

スンヨン:ステージそのものを楽しむことを知っている歌手だと思います。

ムンハン:声の音質もパワーで溢れています。何というのかな、ひと言で表現するなら、聴いた時に感動のあまり鳥肌が立ってしまうような声です。

ソンジュ:そんなそんな…久しぶりに褒められたよ(テレ笑い)。めったに褒めないのに、今日どうしたの?(笑)

ジョイシェン:声を色で表すなら、ソンジェは赤色ですね。ムンハンは青色。僕は今日の服装そのままの色でえんじ色。

スンヨン:イボはどちらかというと黒に近い色かな。イボはラップをする時、年の割にすごく暗い感じの曲がよく似合う声の持ち主なので。

ソンジュ:イボの声は独特な声なので、とてもいいと思います。


◆UNIQ結成以来、今まで一番テンションが上がった出来事は?

ソンジュ:僕は今回のコンサートが、今までで一番テンションが高かったと思います。なぜなら今回のコンサートは、「Happy」や自作曲、ダンスパフォーマンスなど、僕らが初めて自分たち自身ですべてを準備し観客の皆さんにお見せした場所でもあったからです。僕らがただ歌だけ歌うグループではなく、他の分野でもお見せするものがあることを皆さんに披露することができたので、本当にテンションが上がりましたね。

スンヨン:1回1回公演が終わるたびに、どんどんどんどん気持ちが高ぶっていった気がします。僕らは今回、単なるショーケースではなくミニコンサートだと思い、自分たちもステージで思う存分楽しもうと思ってやってきました。今回、ステージで思い切り楽しく遊ぶことができて本当によかったです。

ジョイシェン:韓国に『The Show』という番組がありますが、その番組で上半期の人気投票で「EOEO」で1位になり、人気賞を受賞したときです。

ムンハン:僕は中国にいる時に、新人賞を受賞したとき。

イボ:「EOEO」が発売された時も中国で公演をしましたが、その時も賞をいただきました。

スンヨン:僕らは何か仕事などがあるといつもテンションを上げるように心掛けていますが、特にステージなどを披露する時はメンバー全員で気持ちを高ぶらせてからステージに立つようにしています。そうそうさっき、イボのテンションが突然「おぉ~!」と上がっていましたが、ソンジュさんがイボの足を踏んづけてしまいました。

ソンジュ:わざと踏んだんじゃないです!(笑)

イボ:2回踏まれました。


◆・・・(笑)。次の質問です。自分自身の長所と弱点を自己申告してください。

イボ:僕の長所は、体で音楽を表現することが得意なことです。ラップを歌う時もただ歌うだけではなく、ダンスをするかのように体も一緒に動かします。僕の弱点は、自分の独特な声質をまだ思うように使い切れていないことだと思います。

4人:おぉ~。

ソンジュ:大丈夫、まだ若いからだと思うよ。まだ10代だから。

ジョイシェン:僕の長所は一生懸命頑張ることです。

スンヨン:うん、彼はものすごく粘り強いです。

ジョイシェン:粘り強いけれど、その分とろいのかなぁ(笑)。だから短所は、のんびりしているところです。

ムンハン:長所は、自己管理できることかな。短所は…二枚目すぎることです。

4人:あ~!?(*抗議混じりの声!?)

スンヨン:こういう嘘をつくところが短所です!(笑)

ムンハン:なぜ短所なのかというと、顏がカッコよすぎて、他のところが見えなくなってしまうからです。冗談です。

ソンジュ:すいませ~ん、ごめんなさ~い!

全員:(笑)

スンヨン:僕の長所はセンスがあるところです。短所は、今いいと思っている僕のセンスが、これからどうなるか分からないところです。例えば、年齢を重ねていくとセンスがなくなっていくことも当然あると思いますが、それまではある程度、自分で何とかどんどんやっておかないといけないので、今のうちから一生懸命頑張って、後で後悔することがないようにしたいと思っています。

ソンジュ:僕の長所は、誰とでもすぐに仲良くなれることです。人と話すこともとても好きですし、口数もとても多いです。いたずらもたくさんします。

4人:(口々に)彼はいたずらが多すぎます。いたずらすぎる!

ソンジュ:いたずらがあまりにも多すぎるので、時々メンバーに怒られます。いたずらが過ぎるところが短所だと思います。誰かが気分があまりよくなかったりすると、僕は何かいたずらをして気分がよくなるようにしてあげようとするんですが、結果的にもっと気分を悪くさせてしまうこともあります(笑)。でも中には気分がよくなる人もいるんですよ!

ムンハン:大抵の人は気分が悪くなります。

ジョイシェン:みんなに迷惑だからいたずらはやめなさい(笑)。

ソンジュ:いや、僕のおかげで気分がよくなった人も本当にいたんだってば!!

4人:(口々に)はいはい、分かりました(笑)。


◆音楽をする上で、信条とすることや大切にしてる言葉はありますか?

ソンジュ:僕は母が声楽をしていて、幼い頃から大勢の観客の前で母が歌う姿を見る機会が多かったのですが、母の歌で観客の皆さんが涙を流し、癒やされていく姿を見て、僕も何か、人々に癒しを与えることができる歌手になりたい、感動を与えることができる人になりたいと思うようになりました。

スンヨン:僕は、「音楽そのものが人である」と思います。音楽には感情もあるし、音楽を聴いた時、その音楽が気に入ると限りなく好きになって、どこにいてもいつもその曲を聴くようになったりするので、音楽というものは人と同じだと思います。言葉ではなかなかうまく表現できないような、感情的なものがたくさん入ってもいるし、精神的な部分で衝撃を与えるものや、回復させるものも入っていると思います。音というものは本当に、ある面では素晴らしいものでもありますが、ある面では何が何だかこんがらがってしまって、よく分からないもののような気もします。だからこそ、自分が好きなことをやっていくことが重要なのではないかと思います。

ムンハン:僕は、家族や友達に普段話したいことや、普段から感じている感情みたいなものを歌で表現しているのだと思います。


◆音楽はメッセージ?

ムンハン:はい、メッセージみたいな感じです。普段話したいと思っていることを伝えるものだと思います。

ジョイシェン:僕は、歌はメモリーボックスみたいなものだと思っています。今思っていることがそのままどんどん全部入っていて、何年か経ってから聴いた時、その当時、誰と一緒に過ごしたとか、誰と出会ったとか思い出させる、幸せな記憶をしまっておく箱みたいなものだと思います。

イボ:音楽とは、ステージで僕ら自身が楽しむことも大切だけれども、見ている観客の方たちも楽しませるものでなければならないと思います。それが僕にとっての音楽です。


◆皆さん素敵な表現を持っていますね!

全員:ありがとうございます!


◆来日中のとっておきのエピソードを紹介してください。

ムンハン:感動したことがあります。あんなふうに僕の誕生日を皆さんに祝ってもらうのは初めてだったので、生涯忘れられないと思います。

スンヨン:サプライズでムンハンが泣いていたらもっとよかったんですが、それがちょっと残念でした。

ムンハン:男というものはそんなに簡単に涙を見せたりしないものだからね。


◆ケーキのロウソクに火を灯して、何を願いましたか? 結構長い時間お祈りしてましたよね?

ムンハン:ふふっ、それは言えませんよ~(笑)。話したら願いが叶わないので内緒です。

ソンジュ:僕らも何を願ったのか、聞いていないんです。

ムンハン:内緒!(笑)


◆最後に、日本での今後の活動計画とファンへメッセージをお願いします。

ソンジュ:これから韓国に帰国したら、次のアルバムの準備に入ります。次回来る時には、いい曲をたくさん作って皆さんにお目にかかりたいと思いますので期待していてください。僕らの歌を聴いて感動したりいい気持ちになったりしていただけると嬉しいです。

スンヨン:今回のショーケースは終わりではなく、僕たちの始まりだということをお伝えしたいです。始まりとなる今回の公演が本当に楽しいものになったので、次回お見せするステージも今回よりももっともっと楽しいものになるよう準備するつもりです。これからも僕らUNIQにたくさん期待して、今と同じように愛していただけたらと思います。

ムンハン:僕らは次回来日する時、これまで以上にたくさん準備をして、新しい歌もたくさん作って、次の公演でもっといっぱい皆さんと楽しみたいと思います。

ジョイシェン:僕は日本のショーケースで、桜が見たかったです。

4人:また桜!?(笑)(*ステージでも桜を見たいと語っていた)

ジョイシェン:まだ一度も見たことがないので、次は是非、桜を見たいです。


◆桜は春ですけど、来年の春より前にまた来日してください!

ジョイシェン:はい。もちろん来ます!今回、日本のファンの皆さんから大きな力をもらいました。もっともっと一生懸命頑張ります。次回は絶対に桜が見たいです!

全員:(口々に)「あ~!?」、「サクラはわかったから」、「はいはい」(笑)。

イボ:今回のショーケースが始まりだと思っています。一生懸命頑張って、次回日本に来る時はもっと大きなステージで皆さんにお目にかかりたいと思います。


◆以上です。ありがとうございました。

全員:ありがとうございましたー!


(text:Kiyori Matsumoto / photo:Ryosuke Oshiki / translation:Akane Tanaka)



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