《まとめ》BTS、SuperM、BLACKPINK、ITZY、ONEUS、CRAVITY、X1出身のキム・ヨハンなど、人気アーティストが続々とカムバックした8月後半の熱いKpopシーンを振り返る

Wanna One出身のカン・ダニエル、SHINeeのテミン、TREASURE、ONF、VICTONのハン・スンウなどがカムバックし注目を集めた8月前半に続き、8月後半もBTS、SuperM、BLACKPINK、ITZY、ONEUS、CRAVITY、X1出身のキム・ヨハンなど人気アーティストが続々とカムバックした! 8月後半の熾烈なK-POPサマーソングカムバック合戦の模様をお届けする。

(写真:SuperM公式ツイッター、ITZY公式ツイッター、ONEUS公式ツイッター、チェ・スファン公式ツイッター、BTS公式ツイッター、CRAVITY公式ツイッター、WEi公式ツイッター、BLACKPINK公式ツイッター、イ・ウンサン公式ツイッターより)




SuperM(8月14日)

SuperMは8月14日午後1時、各音楽配信サイトを通じて新曲「100」をリリースすると共に、同曲のMVを公開した。


「100」はSuperMの1stフルアルバムプロジェクト「Super One」の一環として公開された1stシングルで、ダイナミックなリズムの上にダブステップ要素を加味した強烈なブレイクビート・ジャンルの楽曲だ。昨年10月に発売した1stミニアルバムのタイトル曲「Jopping」以来、約10カ月ぶりの新曲となる。

ユ・ヨンジン、ライアン・チョンがAndy Love、Harold Philippon、Jasmine Kara Khatib-Niaと共に作曲を手掛けると共に、グループのメンバーのマークが作詞作曲に参加し、視線を引き付けた。



ITZY(8月17日)

ITZYは17日午後6時、各音楽配信サイトを通じて3rdミニアルバム『Not Shy』をリリースすると共に、同名のタイトル曲「Not Shy」のMVを公開した。


ニューアルバム『Not Shy』はJYPエンターテインメントの代表パク・ジニョンとZ世代(1990年代半ばから2000年代の初めに生まれた世代)の感性を刺激するKobee、earattackらがタッグを組んで完成。

タイトル曲「Not Shy」はITZYがデビュー以来初めて披露する愛をテーマにした楽曲で、愛に向かって疾走する感情が歌詞で表現されている。ITZYは同曲を通じて、結末とは関係なく思いきり表現する愛がどんなものかを披露し、注目を集めた。



ONEUS(8月19日)

ONEUSは 19日午後6時、各音楽配信サイトを通じて4thミニアルバム『LIVED』をリリースすると共に、同アルバムのタイトル曲「TO BE OR NOT TO BE」のMVを公開した。


ニューアルバム『LIVED』は前作『COME BACK HOME』の延長線となるアルバムで、生と死の岐路で自ら運命を選択していくONEUSの人生の価値、6人のメンバーの熱い生命力と与えられた運命を開拓しようとする花火のような意志を見せるという覚悟を盛り込んでいる。ONEUSはタイトル曲「TO BE OR NOT TO BE」で、生きるか死ぬかという極端な選択の瞬間の葛藤と苦悩する姿を表現した。



「PRODUCE X 101」出身チェ・スファン(8月20日)

「PRODUCE X 101」出身のチェ・スファンは8月20日正午、プレデビューシングル「Starry night」をリリースし音楽界にデビューを果たすと共に、同曲のMVを公開した。


「Starry night」はMoon KimとMooFが作曲、ミソン(VoidheaD)が作詞を担当したポップバラードの曲で、音楽を好きだった少年の心が夜空に輝く星の光として描かれ、純粋に音楽を始めた幼い頃の自分に語る話でもあり、彼の今後の音楽的な活動への意志が伝わってくる楽曲だ。「PRODUCE X 101」でも卓越したボーカルで視聴者を魅了したチェ・スファンのソロ歌手としての本格的な活動スタートに注目が集まっている。



BTS(8月21日)

BTS(防弾少年団)は21日午後1時、全世界で同時にデジタルシングル「Dynamite」をリリースすると共に、同曲のMVを公開した。


「Dynamite」は明るく軽快なディスコポップジャンルの楽曲で、Jonas Brothersの「What A Man Gotta Do?」、Hailee Steinfeldの「I Love You's」を手掛けたミュージシャンDavid Stewart、Jessica Agombarが作詞作曲に参加。新型コロナウイルスの影響で世界中が大変な時期を過ごす中、BTSが人々を元気づけたいという気持ちを込め完成した新曲「Dynamite」は公開されるや否や爆発的な反応を引き起こしている。



CRAVITY(8月24日)

CRAVITYは24日午後6時に各種音源配信サイトを通じて2ndミニアルバム『CRAVITY HIDEOUT:THE NEW DAY WE STEP INTO』をリリースすると共に、タイトル曲「Flame」のMVを公開した。


ニューアルバムにはセリムとアランが初めてラップメイキングに参加したミッドテンポのポップサウンドである「Believer」、ニューディスコとエレクトロニック、ゲットーファンクジャンルが混合したグルーヴを作った「Ohh Ahh」、CRAVITYの世界観を代表する「Realize」、清涼な雰囲気溢れる「熱気球」、夏の旅行のときめきを歌った「Sunrise」、隠喩的な歌詞が印象的な「Breathing」まで、CRAVITYの魅力が7つのテーマで表現されている。


タイトル曲「Flame」は限界に挑戦する燃え上がる花火に似たCRAVITYの情熱を盛り込んだ楽曲で、自身の限界をテストするような激烈なパワーで武装したアーバンヒップホップジャンルのトラックだ。緊張感溢れる力動的なメロディーラインが印象的な曲で、決まったルールを壊して世の中に出たCRAVITYが以前よりもっと自由を感じ、自身たちの限界をも壊そうとする暑い夏に立ち向かうメンバーたちの堂々としたメッセージが盛り込まれた。



X1出身キム・ヨハン(8月25日)

X1出身のキム・ヨハンは新しいボーイズグループWEiとしての正式デビューに先立ち、ソロデビューを果たした。

キム・ヨハンは25日午後6時、各音楽配信サイトを通じて1stデジタルシングル「No More(Prod.Zion.T)」をリリースすると共に同曲のMVを公開した。


新曲「No More」は片思いをしている人々に聞かせたい話を詰め込んでおり、Zion.Tのプロデュース、ラップとボーカルの実力を兼ね備えたキム・ヨハンの爽やかな雰囲気とが調和した女心を刺激するキュートな楽曲となっている。



BLACKPINK(8月28日)

BLACKPINK側はSelena Gomez(セレーナ・ゴメス)とのコラボ曲「Ice Cream (with Selena Gomez) 」を28日午後1時にリリースすると共に、同曲のMVを公開した。



新曲「Ice Cream」は「表面上は冷たく見えるが実は甘い」という内容をアイスクリームに例え、元気いっぱいのメロディーで表現した楽曲で、甘くポップな曲調にBLACKPINKとSelena Gomezの歌声が見事に調和。同曲は公開されるや否やネットユーザーらの間で爆発的な反応を引き起こし、30日現在、同曲のMVの再生回数が1億回を突破するなど、とどまることを知らない勢いを見せつけている。




X1出身イ・ウンサン(8月31日)

X1出身のイ・ウンサンは8月31日、1stシングル「Beautiful Scar」をリリースし、ソロデビューを果たした。

イ・ウンサンは31日午後6時、各音楽配信サイトを通じて1stソロシングル『Beautiful Scar』をリリースすると共に、同名のタイトル曲「Beautiful Scar」のMVを公開した。


デビューアルバム『Beautiful Scar』は、痛い傷と傷跡であろうとも、それを自身が成長するための美しいきっかけにするという彼の意志が込められたアルバムだ。

タイトル曲「Beautiful Scar」は純粋で清涼な少年のイメージを秘めたイ・ウンサンが圧倒的で成熟した魅力を披露するR&Bヒップホップナンバーで、幻想的なムードと感覚的なサウンドが際立つ楽曲だ。BRANDNEW MUSICの先輩アーティストであるAB6IXのパク・ウジンがフィーチャリングとして参加し、ソロアーティストとしての活動を開始したイ・ウンサンを応援した。


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2020年夏は例年とは異なりSTAY HOMEの中でのカムバックの進行だったが、夏の暑さを吹き飛ばしてくれるK-POPアーティストらのサマーソング、いかがでしたか?

9月も人気K-POPアーティストが次々とカムバックします。乞うご期待!

(text:Akane Tanaka)



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